20180920

サイドグリーンの感想続きです
下書きに残っていたものと最終的に感じたこと2編続けていきます

サイドグリーン感想 9月20日頃編
前の日記でそこそこキツいこと言ってて読み返してびっくりした
ポストカード回収のため何度か劇場に行って見たけどスクナの話として割り切ればアリだし、ほぼ全部スクナの視点でスクナが知らないことは描写しないってやり方もとても親切だなと思った
あと嬉しいのがオープニングが冒頭に無く途中に挿入されてるところかなあ
今回前後編という謎の作りになっているので既に20回はあのオープニングアニメを見ていると思うんだけどあれが最初に無いだけで雰囲気変わる
あとビューティー☆エンジェルの紹介動画みたいなので前編が一旦終わる作りも好きかな……
とまあ初見直後は思い通りのものじゃなかったために頭に血登ってましたが、9月20日の時点ではこんな感じで落ち着きつつあります


サイドグリーン感想 9月30日頃編
原作者である鈴木鈴氏のコメント付き上映イベントに行ってきた
シナリオを書き換えた人のコメントを聞いた一番の大きな感想としては「勘違いしていてすみませんでした」ということです
この作品のテーマは毒親からのスクナの自立であって、私は自分が贔屓しているキャラに必死でそこをちっとも見ようとしていなかったんだなあともう凄く恥ずかしい
近頃毒親ものの書籍をちょこちょこ読んでいたので当事者の気持ちとかにしっかり焦点当てて考えてみると「また親に邪魔されたらどうしよう」なんて不安や「自分が作った、自分でものの価値を判断する自分の世界が欲しい」なんて独特の欲求がスルスルと入ってきた
あと、道反と磐舟が取る行動もスクナの禁忌に触れてるんだけど二人の背景を考えるといい感じに染みてくる
この要素小説でもちゃんと書いてたんだけど、やっぱりちゃんと読み取れていなかった
そう思うと大事なところにきちんと気づけた原作者自らのコメント付き上映というイベントはもの凄く有意義だし、私もこれに参加していなかったらサイドグリーンに対する評価が歪んだままだったと思うので行って良かったなあと思った

あとこんなイベントまで用意してくれる制作サイドの人に感謝です
本当にここまで色々と見せてくれるアニメってそうそう出会えないんじゃないかなーと思います
作者コメンタリー本当に有意義なので作品が映像化される時には特典として入ってると嬉しいなあと思います

そんな感じです