20200225

初めての登山のことについて

2019年の振り返りでアツく語りすぎていたので別で書きます

 

登山を始めたきっかけはグレートトラバースって登山しながら日本を歩く番組見てたのと運動不足で年々落ちていってた自分の体力について良くないなと考えていて、自分にはどれ位力があるかなやれるかなというチャレンジで始まった
最初に登る山の条件は沢山人が登ってる、極端な危険個所は無い、道に迷いにくい、眺めのいいの4つが揃っている山にした

体力があれば登れるということで丹沢の塔ノ岳を選んだ

楽しさが見いだせなかったら登山はこれっきりでやめようと思って装備は在り合わせの何となく登山っぽいかなって物で行った

今後もハイキングはしたいのと冬場で日没が早かったのでヘッドランプとトレッキングポールだけは事前に買った

結果から言うと惨敗だった。まずめちゃくちゃ暑かった

汗逃がす服にしろとあったので行動中はエアリズムの上からシャツ着たんだけど元々暑がりなのと体力無くてめちゃ汗汗汗汗!

次にやっぱり靴がダメだった。これが一番ダメだった

スノーブーツみたいなやつで行ったんだけど底が薄くて岩とか木道踏んでるうちに足裏痛くなったのと、下りの時に足が靴の中で滑ってつま先が潰れた

転んで怪我するのが一番怖かったのでとにかくゆっくり下ったんだけど、どんどん日は暮れて真っ暗になった。ヘッドランプを買っておいて良かった。これがなかったら遭難の要請をしていたと思う

夜の山って昔に行った事あってメチャクチャに怖かった記憶あったんだけど、今回の夜の下山は全て起きて当たり前の現象なのでそこは怖くなかった。オバケとかよりも転ぶ方が怖かった

歩いても歩いても先は長くて、高度を見たらまだ1100mとか900mとかで「いつ終わるんだよ……いつ終わるんだよ……」と呟いた

つま先が潰れて痛かったので苦し紛れで後ろ向きにも降りたり靴脱いで靴下で歩いたけど、これはこれで砂利が痛くて結局また靴を履いたりみっともない感じで歩いてたらやっと車が走れる感じの道に出て、登山口のバス亭までついた

足が硬直して電車の乗り換えでもヨチヨチ歩きになったけど私は無事に自宅についてしまいお風呂に入れた

靴を脱いでつま先を見たら血まみれになってるんじゃないかと思ったけどむくんでるだけで別に怪我らしい怪我はしていなかった

脚の痛みと経験したことのない疲れで私の足はこの先も歩けるのだろうかと不安になってたけど大丈夫だったし、数時間前まで暗い山で半分遭難していたのにお風呂に浸かって暖かいベッドにいて、それがなんだか不思議で幸せだった

 翌日はいつもより15分早く家を出てヨチヨチ歩きで職場に向かった

足は痛いけど普通に生活は出来ていて、二日、三日と時間が経つうちに筋肉痛はどんどん回復していき「なんだ私の身体大丈夫じゃん」と安心した憶えがある

回復していく途中でもっと身体を鍛えて道具を揃えたらめっちゃ凄い山じゃなくてもそこそこのところは行けるんじゃない?と考えて今に至ります。2019年11月に初めて山行ってから8回登山してます

自分のペースがどんなものかGPSログを付けて見てるけど登りが多い山ではあんまり早く歩いたりできませんね……

塔ノ岳はもう5回登っていて、その先の丹沢山や蛭が岳に行くのが目標です